ピロール農法とは…
土壌中に眠っている 土着菌の一種、古代微生物の藍藻(シアノバクテリア)の増殖を助けて、“藍藻の働きを生かす為の農法”です。
開発者の酒井弥理学博士は、「何故、“ピロール農法”と呼ぶのかと言えば、
この農法が生命の基本的な単位である“ピロール”に着目し、“その循環を促す農法”であるからだ。」と言われています。
ピロールとは、窒素を含む“五員環化合物”の総称です。
このピロール化合物は、葉緑素のクロロフィルや 血液のヘモグロビンを構成している“重要な要素”の一つであります。
自然界には、“ピロール化合物”を含む物が多数存在し、動植物では生命活動の基本物質になっており、
しかも、それが食物連鎖によって循環しているのです。
植物のクロロフィルや動物のヘモグロビン等は、ピロール環が環状に結びついており、これを総称して“閉環ピロール”と呼んでいます。
そして、植物や動物が死んだり、食べられて消化されたりすると、この環が壊れて“開環テトラフィル”、例えば、ビルビリンとなります。
ビルビリンは、4つのピロール環が、横に並んだ構造になっており、動物の排泄物(糞尿)に多く含まれています。
野菜を食べれば、葉緑素が腸内細菌に分解されて、ビルビリンとして排泄されます。
糞尿には、ビルビリンが多く含まれています。
葉が枯れて、葉緑素が壊れると“開環テトラフィル”になります。
ビルビリンは分解されると1個のピロールになり、さらに分解が進めば、酢酸などの“有機酸”や“無機物”になります。
堆肥などに見られる、有機物の分解とは、この過程の事であり、これを担っているのが“従属型の栄養微生物”であります。
これに対し藍藻(シアノバクテリア)という“独立型の栄養微生物”が関与すると、ビルビリンは違った過程を辿ると考えられています。
詳しい仕組みはまだ明らかではありませんが、光合成を行なう藍藻は、
その過程で還元作用(酸素を奪う)を示し、これによって開環テトラフィル(ビルビリン)が、元の閉環ポリフィリンに戻るのです。
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・・・・(まだまだ続く)
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